いじめられたくないから必死だった中学時代
いや正確にいえばいじめられていたが余計いじめられたくないので必死だった
中学1年の頃 とにかくいじめっ子だらけのクラスで友達はいなかった
多少話せる仲の人間に依存してた 陰でストーカーだと言われてたのを後で他人から知らされた
いつも夢に出てくるのは中1
特に俺に当たりが強い人間が5,6人いたのを覚えてる
女にもいた
俺がスピーチした後に隣のブス女が「はいこれ」とニヤニヤしながら紙を渡してきた
俺の似顔絵だった それは酷い面で長方形のような輪郭に、目の部分は線を二つ引いただけ あんたを描いたよだって
ぬりかべのようだった
俺は必死にスピーチした 苦手で大勢の前に立つと緊張して顔が赤くなり、声が震える人間だが、こらえながらスピーチした
そして終わった後にこんな紙を渡され涙が溢れそうになったのを覚えてる
他にも多数いじめっ子がいた
俺は余計にいじめられないよう、掃除のときは他人の分までやったし、体育のときに誘導係のようなものをクラスで選ばなければいけないが率先してやった
何か命令されれば全部やってきたし人前でピエロになることもあった
次第にいじめも減り何人かは僕に対し敵意を向かなくなり11月頃には普通に暮らせるようになったと思う
そういえばほかにもいじめられっ子がいた
彼はボコボコに殴られていつも筆箱を取られていつも泣いてたような気がする
彼は図書室の係で、よく図書室で彼と話してたな
なんでこんなに優しい人間がいじめられるのだろう その後も彼とは遊んだり交流があった 彼は私立の名門高校へと旅立って今はサラリーマンをやってる
中3の頃も思い出す
数人のグループに属していたがあるとき、はぶられ、陰湿ないじめを受けていた
修学旅行は4人グループだったが3対1で別れ一人でグループ行動してた
あるとき、確か体育の時間、一人のいじめっ子と口論になった
そいつがいつものように悪口を言ってきたがあまりに苛立ち、対抗した
結局口喧嘩に勝ちそいつは涙を流し俺を殴ってきたので先生に助けを求めその場を収めた
それから数日後そいつを含めた数人のグループによる嫌がらせが始まり
口論した相手に誤ったよ
「ごめんな、あのとき悪く言って、俺が全部悪かったよ」
屈辱だった 俺は何も悪くないのに なんで俺が謝らなきゃいけないんだよと
でもそうしなきゃ嫌がらせが止まらないから
口論した相手はその後定時制高校に行き何かの宗教の信者になり
今は何をしてるか不明だ
とにかくこの世は理不尽だ
悪くないのに謝って、何もしてないのにいじめられ、
関わった人間全員不幸になれ って思うけど
俺ニートだった こいつらより不幸な人生かもしれん